放送日:2021年3月19日

「続・一人暮らしの照明選び」

 来月4月から大学や新社会人として晴れて新生活をむかえられる方も多いと思います。中には、地元を離れ県外で一人暮らしを始める方もいらっしゃるのではないでしょうか

 そこで、今回は4月から一人暮らしを始める方々へ、「一人暮らしの照明選び」と題しまして、お仕事や勉強で機能的に使いやすく、またお部屋を少しでもオシャレに見せる方法など「あかりの観点」からお話しできればと思います。

 さて皆さん、お部屋を決める際どんな所を気にされるでしょうか・・・?

 家賃や間取り、周辺環境や最寄駅までの距離、など、各々で希望する条件を不動産情報に合わせ、実際に内見され、気になる箇所を確認されると思いますが、そのお部屋を見られる時間のほとんどは不動産屋が営業時間の明るい時間かと思われ、その為に、部屋の内装や設備に気を配っても、照明についてはあまり気にされる方も少ないと思われます。
 しかし、実際に生活が始まると、日中明るい時間に大学や会社に行き、夜暗くなって部屋に帰るとした生活になり、大半は暗くなってからお部屋で過ごすことが多くなります。
 そのような生活サイクルの中で快適に過ごすには、照明の役割はとても大きくなります。

 おそらく、一人暮らしのお部屋となると部屋自体もそれほど広くないことから、照明もとりあえず1台で部屋全体を照らす、天井直付けの照明器具がひとつ付いているタイプのお部屋がほとんどになるかと思いますが、そこに、あるポイントをおさえつつ照明を少し追加するだけで、お部屋の雰囲気を機能的にオシャレにガラっと変える事ができます。

■簡単にポイントをいくつかお伝えします。
・色温度・明るさ感(※生活時間帯を考慮して光の色を電球色の光源に統一する)
・光の照らし方から選ぶ照明器具の種類・灯数 → スタンドライトの活用
・適度な光源の数と高さ → オシャレさアップ
・生活サイクルに合わせることのできる「あかり」の種類や幅を意識した照明選び…etc

 生活される方の個性やお部屋の内装や間取りによっても様々だと思いますが、今、いくつかお伝えした「あかりの演出方法」を自由に照らし合わせ、各々で、これから始まる新生活をより楽しく快適に過ごす為の「一人暮らしの照明選び」に、お役に立てていたければ幸いです。