放送日:2020年5月22日

「棚ライト」

 今回は数ある照明器具の種類の中でも、ある限定された場所に使用する照明器具「棚ライト」について少しお伝えできればと思います。
 棚ライトとは・・・言葉通り、飾り棚や収納棚、またショーケースなどの棚板に取付け、展示物を照らす照明器具のひとつになるのですが、今まで一般的な用途では、量販店や店舗などの陳列棚によく取付けられており、商品を近距離から魅力的に見栄え良く照らすのに役立つ、隠れた名脇役的な照明といえます。

 この棚ライト、実は住宅においても昨今の生活スタイルの変化により「見せる収納」をインテリアの中に選択される方が増えていることから、例えば、収納棚の一部にフィギュアや趣味のコレクションを飾ったり、壁一面にお洒落に造作の棚を取付けて、そこに薄型TVやスピーカー、また花器などを棚に直接入れてスッキリとした見栄えにしたいなど、インテリアの一部として「見せる収納」を検討する際、出来れば照明器具を入れて棚を明るく効果的に光るようにしたいと考える方も少なくないではと思います。
 しかしその一方で照明器具の取付けには、基本的に充電式を除いて電気工事が伴うため、なかなか簡単には実現できないで断念される方も多くいらっしゃるのかなと思われます。
 そこで今回は近くにコンセントさえあれば誰でも取付け可能なLEDの棚ライトをいくつかご紹介して、その使い方などご提案できればと思います。

 従来の棚ライトは、細いとはいえ蛍光ランプを光源に使用していたので、どうしても器具のサイズに数センチの厚みや幅が生じることで、見栄えからも使用する場所や納まりに工夫がいりましたが、今は光源が器具と一体となるLED器具となり、器具の厚みや幅も1cm未満で数ミリサイズの商品が各メーカーで開発され、それぞれに仕様もバリエーション多く売られるようになりました。その数多くある商品の中でも今回はおすすめの商品として、スガツネ工業の商品バリエーションの中から、「LED-POWER-STICK-S型」を紹介したいと思います。

→※この後、添付資料を見ながら少し商品の説明をします。
・光の質(演色性の高さ、機能性の高さ、取付けやすさ、・・・など)

 このような棚用の照明器具を住宅で使用する場合、気を付けたいポイントとして、生活目線にLEDの輝きが見えない位置にすることや遮光する工夫は必要になるかと思いますが、これらに注意する事で、照らしたい対象だけ光り、とても魅力的にインテリア空間をワンランクアップさせるのに役立つ楽しいアイテムになると思います。おすすめです。